ドーンッッッ!!



ガタガタと、耳障りな音を聞きながら


『助かった』と心の底から喜ぶ俺。


窓の外を眺めながら


「あれ?近藤と沖田は休みか?連絡なかったけどなー」



そう言って頭をぼりぼりと掻き毟る副旦の声を右から左にスルーさせた。




ああ、多少の問題は発起したが、いつもの日常が始まった--------。





だが。




その日常が、あっという間に消え去る事を



今の俺は まだ知らない。














< 60 / 188 >

この作品をシェア

pagetop