妹A ~5人兄弟+1~
駿は景色のいい海岸沿いに車を停めた。
「駿の運転する姿、カッコイイ…」
「普通だって」
シートベルトを外しながら軽く言う。
「絶対に誰も乗せないでね。男の人もダメ。この場所は私だけの物だから」
理彩は助手席に深く座り直すと真剣に言った。
「男は許してくれよ。兄貴も弟もいるんだから」
優しく微笑んで理彩の髪をそっと直す。
理彩は大人な駿が好きで好きでたまらない。
車から降りて海を見つめる姿に、思わず抱きつきたくなる衝動を覚えた。
「駿…」