楽しかった日々をありがとう~天国のぷよへ~
消えたぷよ
ある休みの朝

私はお母さんが起してきたので起きた。


・・・お母さんが泣いていた。

私はどうしたんだろうと思い話しかけた。

「ママ?どうしたの?」

「まりっうう・・・ぷよが・・猫に・・・」

私はすぐに2階から1階まで駆け降りた。

あとからお父さんに話を聞くと兄が新聞を取りに外に行ったとき肩にぷよがいたらしい。
それで家の中に入ろうとしたとたん・・・

さっ!・・・

一匹の猫がぷよをさらっていったそうだ。

話を聞いた後私はすぐに服に着替えて家を飛び出ぷよを探しまわった。

「ぷよーーー!ぷよーー!どこなの?!ねぇ!」

気がつけば泣いている自分がいた。

「もうやだ・・・猫なんて大嫌い!ぅわああああああん」

私は家に帰った。

母は仕事で留守だった。

昼ごはんの時間弟が言った。

「よかったーほかの鳥たちが襲われなくて!ぷよでよかった!」

私はすごくすごく頭にきた。

「なんだよ!なんでそーゆーこと言うの?!バカ!うざいんだよ!」

そのあとおお泣きしてしまった。

そんな私をなぐさめてくれたのはパパだった。

「またあとで探しに行こう ぷぅどる。」

そのときはパパが神様のように思えた。

それにくらべて弟はほんっとーに最悪な悪魔。

そしてそのあとぷよを探しても見つかることはなかった。



その日の夜・・・私はベッドの上で1人で泣いた。
今でもひとりでないてしまうときがある。
そして今これを書いている私は泣いている。




あの日の昼は忘れられない。
思い出すと涙がとまらない・・・。

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