ひなたぼっこ


確かに紙には‘17’と書いてあった。

「じゅうなな!!」

き、来たーーーーーーーー!!

四号車の二番目!!

俺もう一生分の

くじ運使い果たしたかも。

「え!?何!?俊ちゃんココ?」

桑原は嬉しそうに後ろの席を指す。

「そー!」

「きゃあ!俊ちゃんと近いや~!」

女子みたいな声を出して

喜んでる。

なんかすんごい嬉しい。




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