親指の恋
「・・・」


千沙は無言で俺を見た


「理解できる??」


「・・・・・うん・・・」


これから2年千沙にあわないで


仕事なんか続けられない



俺は今決めた


千沙に携帯をもたせることを


「なぁ千沙?」


「うん・・・」


「携帯持ちたい??」

「これから2年会えないんだったら
持ちたいけどお母さんになんて言うの??」


「俺がなんとかする」


おれは決めていた

千沙のお母さんに何を言われようとしても


俺は負けない


「いこ!!」


「どこに?」


「決まってんだろ!千沙の家!」

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