後悔の後・・
もう一度・・
俺は先にアパートに帰ってきた・・

そして・・あるものを確かめそっとしまう。


そういえば千佳がここに来るのは初めてだな・・



「ピンポーン」


ベルがなる・・千佳だな・・



ドアを開けると千佳だった・・買い物袋を抱えてきてここに来てくれた・・この光景が懐かしく思う・・・。



「おじゃまします・・」

千佳はよそよそしく入る。



こうして千佳がここにいる・・それが今キセキに近い・・・本来なら・・もうありえないキセキ・・・。



千佳は美味い夕食を作ってくれた・・



一緒にこうして千佳の飯を食べる・・なんて幸せなんだ・・俺は今・・これ以上のことを望んでいる・・もしかしたら・・無理なのに・・



夕食を食べ終わったあと・・


俺は千佳に話すことにした・・



「千佳・・今日はありがとう我儘を聞いてくれて・・美味かったよ・・千佳の作るご飯・・」











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