後悔の後・・

千佳・・君はこうして俺のもとに戻ってくれた・・だがお前は・・自分でも気づいていないだろうがきっとまだ心の傷が癒えていない、そうなんだろ？


そう・・俺の所為で消えない傷をつけた。


過去の自分・・前の新婚当時の俺の態度、そして・・子供・・・。


時々、千佳は小さな子供や親子連れをボっーとみていることがある・・・


きっと亡くした我子を思い出しているんだ・・

無事に生まれていたかもしれない俺たちの子・・・



千佳は広い心で俺を許してくれた・・・あんなに傷つけた俺の傍にいることを選んでくれた・・・許されないのに許してくれた・・それだけでもありがたいのに・・・・

千佳の願いはできれば叶えてやりたい・・だが限度がある・・


どうすれば・・・そう考えてもいい考えが浮かばず、結局こういうサプライズしかなかった。


俺は千佳が居ればいいし、母さんがや周りが子供のことをうるさくいい始めても気にしないが千佳は気にするだろう・・それでもしまた逃げられたらそれこそ俺はおかしくなる・・。