後悔の後・・
「わかってる・・でもどうしようもないの・・」

「やめてくれ!」

俺はそうそうにその場を立ち去り、会社へ戻る・・



玲子が断ったことを後悔?

あのあとちゃっかり他の男と遊んでいたじゃないか・・

部屋にだって他の男を上げていたくらいわかっていた・・

俺も玲子と付き合う前は遊んでいて特定は作らず、日替わりに女を変えていた・・・

玲子と付き合うようになってそろそろ落ち着こうとも考えて遊ぶのを辞めた・・・だが玲子にとっては俺は大勢の男の一人だったにすぎないと何となく気づいていた・・だがいずれ俺だけを見てくれると淡い期待をした・・・。

だが駄目だった・・だから諦めたんだ・・

一途に一人を思う・・そんな感情はとっくの昔に捨ててしまったからだ・・

たいていの女はすぐに俺の顔と年収・・条件 

玲子は何となく俺と似た感じで気があったし、それなりのすきでもあったからだ・・


だが玲子も俺だけを見るような女じゃなかった・・だが違ったのは金目当てではないこと・・令嬢だからそれが理由・・・。
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