神社事件
誰だろう?
実はこの町に、殺人事件が起きたという。伸一が保育園の時のこと。
伸一の町は田舎で平和な所です。伸一はいつものように、お母さんに送ってもらっていました。伸一の保育園の卒業式前のこと。朝起き、保育園に行く準備をしていた。数十分後。保育園へ行った。伸一はいつもより嬉しそうな顔をしていた。それは、昼から神社でかくれんぼをすることになっていたからだ。数時間が経ち、昼ご飯を食べ、昼寝をした。気が着くと時計は2時を指した。みんな起き、行く準備をし、神社へ向かった。そして神社に着いた。子供、先生、親が参加。その中から大人4人鬼を決めた。スタートの合図でみんな隠れ始めた。鬼の4人は目をつぶり、一分数えた。そして子供達、大人を見つけ出した。次々と見つかってしった。時計を見ると4時を回ろうとしていた。もうそろそろ帰ろうかということになった。
「もう保育園に戻るから並んで」
そのあと子供の人数を数え始めた。
「あれ?子供の人数って30人だよね?」
「そうだよ。それがどうしたの?」
「子供があと一人足りないんだ」
「えっ?本当?」
この事を他の先生、親に話した。みんな焦っていた。まず一旦子供を家に帰らせた。また神社に集まり、みんなで神社の周辺を探し回った。一時間、二時間が経ち、いくら探しても見つからなかった。次の日。保育園を休みにし、もう一度先生、親そして、警察も呼び、神社の周辺を朝から探した。しばらく捜しても、全く見つからなかった。気が着くといつの間にか、少し暗くなり始めた。警察はこう言った。
「もうこれ以上捜しても見つからないでしょう」
と言われた。
行方不明になったのは雄太でした。雄太の親は泣き出した。雄太の親はしばらくして引っ越した。日にちが経ち卒業式の前日。森先生は、少し早めに保育園へ行った。森先生より早く来ていた梶原先生に
「梶原先生、少し出掛けて来ます。10時までに戻って来ます」
と伝え出掛けた。森先生は雄太君が居なくなった神社へ行った。絶対どこかに居るんじゃ無いかと心の中で思った。しばらくし、森先生は10時になっても戻ってこなかった。心配になった他の先生は、二人の先生が行くことになった。階段を登り、神社周辺を見た。だが居なかった。二人の先生は、多分、森先生は違う道から戻ったんじゃないかと思い、保育園へ戻った。
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