ハツコイ
告白

†twentythree



「あれ??」

朝、学校に行くと自分の下駄箱の中に一枚の紙があった

中を開くと綺麗な字で【裏庭に来てください。待っています。
橋宮亜樹】

と書かれてあった

私は鞄を持ったまま、裏庭に向かった

「朝から呼び出しちゃってごめんね」

裏庭に着くとベンチの前に立って眉を下げている亜樹さんがいた

「いえいえ、こちらこそ遅くなってすみません」

軽く頭を下げると「いいのよ」とホントに同じ女性なのかと疑うくらい、上品に笑った

私には一生出来ないね…
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