《短編》−純愛−きみがくれたおと【完】
デ−ト
−優−



『会いたい…』か…




会うのか?


俺…





俺だって会いたい。



会ってあすかを



抱きしめたい。



でも、




引き止める俺がいる。


俺には無理なんだと…



でもそんな事どうでもよくなってしまうほど、


俺はあすかに


会いたかった。



だから、




会う約束をしてしまったんだ…









駅で待ち合わせした。



制服姿のあすかとは違って、ちょっと露出度の高い服を着ていて、髪もおろしていたから、なんだか大人っぽくてドキドキした。




洋服とかストラップとかを見て歩いて、





ぶらぶら歩いていたら突然、あすかが泣きだしたんだ。






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