-Whale Boy-③ ホエールボーイ3 中学時代編
暴力事件

荒れてる
東中には
珍しい事では無かった。

次の日
何事も無いように、 教師も接した。

普通に考えれば、
脳震盪を起こす程の暴力事件が起きれば 学校もとい学年は、大騒動になるはずに違いない。

だが東中は違った。
生徒が教師よりも
権力がある。

これが東中の、
生徒と教師の関係だ。

そんな事で、信頼関係が生まれるはずが無かろう。

しかしそれらは一部の生徒に過ぎない。
中には
優等生も居る。
真面目な子も居る。
たった一部のせいで 外部から、悪いように見られる。

世間なんて、そんなものだ。

…

暴力事件の翌日
前原は陸上部に入った。
勿論野球部と掛け持ちだ。
福原とユウは
喜んでいたが。

本当の意図はわからない。

春己は不安で仕方無かった。

昨日はあんなに、冷酷だった前原が。今日は春己に普通に接している。

福原は、前原が自ら反省したものだと、思い、かなり喜んでいたが。春己は本当に不安だった。

そして
春己の心の中の
歯車が少しずつ
狂い始めて来た。
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