光る道
「びっくりした・・・」




ナースステーションで椅子に座り、思わずつぶやく。



仕事モードだったら、お母さんともちゃんと話せたのに…

同居してた事話してたなんて言うもんだから、パニクッてしまった…




でも・・・



嫌われてる感じじゃなかったな…



なぜか、ホッとしていた。





「相沢さん…」



ナースステーションの入り口から小さな声で呼ばれ、振り向いた。



お母さんが手を振ってる。


「あっ… もう、お帰りですか?」



近づいて声をかけた。



「えぇ。…ちょっと!」



腕を引っ張られ、ナースステーションの外に出た。




「薫のこと、よろしくお願いしますね。」




「あっ、はい! 精一杯お世話させていただきます。」



私は頭を下げた。



「ありがとう。退院した後も… ね!」



「はっ?」




「私は貴方の味方だからね! 困った事があったら、いつでも相談してね! じゃあね!」



ポカンとしてる私に手を振り、お母さんは帰っていった…



最初の印象+かなり明るい人かも…



私は一人で笑ってしまった。



< 146 / 228 >

この作品をシェア

pagetop