光る道

ファンの思い

昼間の仕事を終え、家に帰る。




玄関を開けると、薫の靴がある…



あれっ?… 急いでリビングに入る。




「おかえりー。」



のんびりとした薫の声…



久しぶりに彼の姿を見て、なぜかホッとした。




「ただいま。帰ってくるの、明日じゃなかった?」




「あぁ。他の仕事の都合で今日になった。あのさ、これ…  夕希?」





自分でも意識しないうちに、私は薫の背中に抱きついていた…




「めずらしいな… お前から抱きついてくるなんて。寂しかった?」




「・・・うん・・・」



私は彼の背中におでこを付け、両手を腰に回したまま、うなずいた。




「おっ! 素直だなぁー… じゃあ久々だから、キスする?」




「・・うん・・」




私がそう言うと、薫がゆっくり振り返った。




「今日は、かわいい夕希だな…」




そう言ってニッコリ笑い、キスしてくれた。



優しく… 激しく…










「何かあった?」




私を抱きしめたまま、薫が聞いてくる。




相変わらず、するどい…



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