Believe~奇跡の鼓動~
「くっ!さすが大和センセー、いい仕事するわね。あたしも負けてらんないわ!」
「いやいや、あんな人にライバル心燃やさないで。てゆーか、なんか違くない?」
翌日の昼休み、昨日の出来事を話すと、花菜は「見たかった!」と、悔しがった。
「もー、本当にあんな事続いたらあたしの心臓もたないよ。」
「あははは、ごめんごめん。だからそんなに膨れないでよ、ね?あかり。」
ぷくっと膨れた頬をぷしゅりと元に戻すと、花菜はよしよしとあたしの頭を撫でた。
「ねえ、そういばさ、あかり、今年はどうすんの?」
「??」
「多賀城くんの誕生日!」
「ああ!」
そう、ハルくんはなんと12月24日のイブ生まれ。だから、去年はなっちゃんとあたしとハルくんの3人で、イブにパーティーをしてお祝いしたのだ。
でも今年はあたしとなっちゃんにとっては、付き合って初めてのクリスマス。ハルくんには申し訳ないけど、ここはやっぱり二人っきりで過ごしたい!
そしてそれはなっちゃんも同じだったようだ。
「今年はね、なっちゃんの提案で、23日に3人でお祝いしようかって話になってるんだ。」
友情より愛情とったみたいで、なんだかすごく申し訳ない気持ちもあるけど、やっぱりここばっかりは譲れない。
「ふうーん……ねえ、それあたしも行っていい?」
「え?」
花菜の思いがけない提案に驚いた。