僕と君。

───────


「雨とか……」

駅までまだ30分はかかる

俺は走りだそうとした
その時だった



ドンッ!!



「きゃっ………」
「いってぇ…」


あ…………

うちの学校の女子と
ぶつかったようだった


見ると書類らしきものが
たくさんちらばっていて
雨で滲んでいた


「…あっ!!」

その女はそう叫ぶと急いでちらばった紙を広い集めだした


「あっ…ごめん…大丈夫?」
そう俺が聞くとその女は

「あたしは大丈夫…だけど………書類が……」


そう一言、言った






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