【脱】男子敵対復讐令!


あたしは一段落と息を吐く。


さて・・・。


この赤い封筒を燃やすか。



こういうのを見ていると

なんだか高1の時の


男子への嫌がらせを思い出す。



それも懐かしい思い出。



あたしは赤い封筒をカバンの中に積み


下駄箱へと向かった。




「師匠!」


あずさにばったりと会った。



「あずさ、こんな時間にどうしたの?」


あたしはあずさのしている行動に目が行った。



そこはあずさの下駄箱ではなく他の人のだ。



「えっ…えーっと…」


あずさは静かに下駄箱のフタを閉めた。


そこにシールで記されているのは常葉飛鳥という文字。



「えっ!?常葉飛鳥の下駄箱に何の用!!??」


場合によってはドン引きするぞ!!??



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