ドキドキパニック



「美優…もしかして気付いてないの!?」



そう言って涼ちゃんは大爆笑しだした。



あたし、変なこと言ったかな?



「あの…涼…ちゃん?」



涼ちゃんは未だに爆笑中!!

時々、哀れ課長…とか訳分かんないこと言ってる。



『ヒーヒー…はぁ心臓が苦しい…あばら痛い…』



やっと治まった…



『美優…それは、美優自信が気付かないと意味無いんだけど…ここは、ちょっと一肌脱いだげる♪』



「…何を?」



『美優!!今日はもう課長ここには来ないの?』



…へ?



課長…?




「分かんないよ?」




『はぁ〜…じゃぁちょっと廊下でない?休憩しましょ?』



「良いけど…涼ちゃん、書類持ってきたんでしょ?戻らなくていいの?」



『あたしは良いの。はい、じゃぁ出るわよ。』







そうしてあたしと涼ちゃんは廊下に出た。






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