姫系☆プリンス



「その…手大きいなとか…言うの恥ずかしかったから」


顔があついっ
やっぱ言わなきゃ良かった…



「…先輩、可愛い」



「ちょっ可愛いって…」



なぜかまた抱きしめられてる私←


ここ私の家の前ーっ!



「僕も同じこと思ってました」



「同じこと…?」




「睫毛長いな、とか肌白いなとか、いい香りするなとか…」








―――――チュ。






「先輩とこんなことしたいな、とか」





………





「それじゃ、また明日」




岡田はふわっと笑って行ってしまった。




あああ頭が回らない…っ!




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