Milky Way
風のような人
ショウゴが背中を押してくれたあの日から数日が経った。


自分の気持ちを整理する為の日々だったんだけど…


私の中の煮え切れなかった気持ちをはっきりと自覚した後、止まらなくなってしまった想い。


(シンが好き…)


溢れて溢れて…それでも止まることを知らない。


私はこんなにもシンのことが好きだったんだね。

自分の中にこんなにも熱い感情があるなんて知らなかった。

恋愛対象としてきっとずっと前から大好きだったはずなのに、どうして気が付いたのが今頃なのだろう。


もう私の傍にシンは居てくれないのに…


でもクヨクヨ悩んでいる時間が勿体無い。


(シンに連絡する。…ちょっと怖いけれど。会ったら伝えるのよ。【大好き】って気持ち。)



卒業式から会えなくなってしまった彼女。

あの時の私は…何も言えなかった。

彼女が言ったさよならの言葉にさえ何も返せなった。

涙を言い訳にして、言葉を噤んだの。


ごめんね。

大好きよ。

本当に好き…

会いたい。

早く…私。

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