☆秘密な恋愛☆PART1
【紗羽】

次の日、私は昼食を済ませると図書へ向かった。

「えっと~どこだっけ?…あっ☆」

目的の本を見つけ、手を伸ばして本を取ろうとするけど…

(あと少しっ…)

スッ

(取れたっ☆)

と、その瞬間…バランスを崩しちゃって…

グラッー…

「ひゃッ」


ドンッー…

カランっ

「って……」

「あっ!ごめんなさいっ泣」


「ったく…気をつけろよ…」


…ん?この人どっかで見たような…


………!!

「ゆっ…佑輝っ」

バッー…

私が名前を言い切る前に、その男子は口を手で塞ぎ…


「図書室だから静かにしようねー?」

と、私に笑いかける。


(うそっ…///)


何で佑輝くんが?!
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