☆秘密な恋愛☆PART1
【佑陽】

「…紗羽」

泣きそうなのをこらえてる紗羽が、見てらんなくて…

オレは紗羽を、抱きしめた。

「佑陽くん…?」

「…ごめん、今の嘘ー…」
「えっ…?」

「だから泣くなよ…。」

「!…泣か…ないよー…」

「泣きそうだけど…」

「…なんで嘘ついたの?」

なんでって…

「紗羽がバカみたいな事言うからだろ?…」

「バカってー…。だって…」

「ちゃんと話すからさ…?理由」


…オレたちは遊園地を出て、帰り道を歩いた。
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