本屋の花子〜恋をしたら読む本〜
が。



花子は何故かまっさんの手を振りほどいて一歩後ろに下がりましたよ。




「まっさん!汗臭い」



「えっ!」



まっさんは自分の身体をクンクンと嗅いで慌てていました。




「ぶぁっかぁ臭くないわぁ」



花子照れくさくて思わずそんな事を言ってしまったんですよね。


アカンベーをまっさんにした後。



花子は鯛さんの所まで走りました。



まっさん呆気です。



まっさんよっ


その顔が笑えますよ。


ぶぁっかぁ




はぁ。



素直になれませんよ。



小池花子は苦手なんですこんな空気がっ。






まっさんは仕事の時は「僕」で表し。


プライベートは「俺」で表していますよ。



まっさんってかなり真面目なんですよね。



泣き言何か絶対に言いません。


でもアルコールが入るとこんな風に困った人になってしまいますのよね。



ここがポイントです。



花子が躊躇うのは。



素直になれないのじゃ無くて何だろう。



はっきり言っていいよね。



まっさんのソコが花子の気持ちにブレーキをかけているんやで。



花子はそんな時物静かで優しい顔をしたダーリン事山下太郎様に想いを馳せてしまいます。



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