本屋の花子〜恋をしたら読む本〜
なぁんて。



花子が長年愛した石たちと付き合って、感じた事だからね。


どうだかな?


まぁ。



まっさんに貰った水晶は間違い無く原石から加工した石でした。



お土産屋で買える品物ではないし其れなりに値段もついてくるもの。



「着けてみょうかなぁ」



花子は気の入り口と云われている左の手首に着けてみました。


何だかひんやりと冷たくて、気持ちがいいよ。



花子の心はホノボノした柔らかい風がふきました。


「まっさんよ何してんだよ。邪魔なんだけど」




花子は何だかニンマリと笑ってしまいましたよ。


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