本屋の花子〜恋をしたら読む本〜
「小池さん。ドレス似合ってますね。皆からのプレゼントですよ」



珍しく烏龍茶の、まっさんが一番角の席で言いました。



「まぁまぁ似合ってるな」



「小池、腹出て来たな」



「花子ちゃん。サラサラロングヘアーがチャン・ツー(ハリウッド女優でshampooのCMに出てる人)みたいって、誉め過ぎた」



などと、色々言われるたびに涙が出るよ。



「小池さん。泣いたら汚いからやめて!グヒァヒャヒャ」


ムカッ


まっさんのその一言で花子、気分台無しやで



戦闘準備に入ってしまいましたよ。



ゴルルルァァまっさんよっ



叩いてあげますよ




なぁんて今日はそな事はしませんよ。


だって、このサプライズHappy Basday を計画したのは、まっさん、らしい。


メインなはずの由加ちゃんから先程耳打されましたのよ。


まっさんよ。


何でそんな事すんのさ

花子は自分の心が解らなくなってしまうではないか?



「小池さん何飲む?ビール?本酒?焼酎それともアルコール除菌液?」



まっさんが聞いて来ましたよ。




「店長と同じ烏龍茶で」


ここは冴えない親父ギャグはスルーしますよ


「何で?」


「車ですし、突然の事で持ち合わせがありませんから」



「代行ですか?心配しないで下さい。手配してるから。小池さんが呑まないのは変ですよ」


花子、その言葉に甘えましょ。


「じゃ生中で」



「側にある受話器を耳に付けて」



花子まだまだサプライズが有るのかと浮き足立ちましたよ。





ワクワクしながら受器を取り耳に当てました。



「おぉい。ビールいる人!1、2、3っと。小池さん。ビール5つと小池さんの分頼んで」



ヤッパリどついて上げましょうか?



まっさんよ。



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