秘密のアイドル~仮面カブリノオ姫様~下
しばらく踞って、顔色をなんとか普段の肌色に戻した。
スタジオに戻って撮影も滞りなく進めた。
ま、プロだし??
撮影の後は家に帰ったけど、兄貴は居なかった。
純君曰く、明日の準備だって。
いきなりで大変だろうな。
ちょっと前に戻っただけなのに、一人が寂しく感じる。
兄貴のせいだ。
アタシはこんな寂しがり屋じゃなかったのに。
また布団の中で前みたいにiPodを聞きながら寝た。