左肩の重み~隣で眠る君へ~
「私の夢はね、なにも言わなくても私のこと理解しれくれる人と、ゆっくり流れる静かな時間を一生過ごすこと」


「それは、さっきの答えyesと受け取っていいの?」


「うん」


しばらくすると、また美香は眠りに落ちていった。


俺の左肩に頭を乗せて。


この重みは、今までで一番愛おしい重み。


いつも笑顔で、みんなに慕われてる君。


でもほんとは、プライベートに踏み込まれるのが嫌い。


いい意味で言ったら芯が強い。


悪い意味で言ったら頑固。


完璧主義者で、人に弱みを見せない。


そんな君へ。


もう一人で頑張らなくていいから。


これからは、俺と二人。


君が望むゆっくり流れる静かで穏やかな時間、一緒に過ごしていこう。






・・・END

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