太陽に輝く君 -夢空-





キャプテンに支えられて
やってきた隼翔…。


隠そうとしても
隠せ切れない涙が
あふれているように見える。



「ありがとうございました」


このナインが一緒に
また、甲子園の土を
踏むことはもうないんだ。


そう思うと
あたしの目にも涙が…。






「真帆ちゃん!抱っこして」


そんなあたしの感動的な
状態にも
目をくれないのが陸。


「バスまでこれがいい」


そう言った状態のまま
一緒に甲子園を後にした。



< 128 / 231 >

この作品をシェア

pagetop