【実話】親愛なる幸せへの回り道
YOUR EXISTENCE









…ここはどこだろう。



目をあけると、

ぼんやりと白い天井が見えた。





少しつんとした、

アルコールのにおいがする。




…病院?




ってことはまだ生きてる?








起き上がって

確かめようとしたとき。




自分の手が

誰かに握られているように感じた。



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