【実話】親愛なる幸せへの回り道


『…………?!』




『…ははっ。

そんな驚いた顔すんなよ…

本気だぜ?

でも、やっぱり

あるのはコーチと生徒の間の壁。


ましてや、

相手が俺のこと好きかなんて

分かんないくせにさ…

なんていうか、

冒険?に出られなかった。


勇気なくて。

…真里が好きって

…本気で好きって

言ってくれたら。


俺はそれに答えるのに。


いつもそう思ってた。』


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