心の整形おいくら万円?
独り暮らしだったァタシの家

二人暮らしになるにあたって

ベランダにある物干し棹をリビングから干せるようにと移動した

そして、二重窓になっている内側の窓を4枚ガラスに変えた



たったそれだけなのに

たったそれだけの小さな変化が

ァタシの好きな景色を変えた



上にも横にも、ひたすらに続いている空を眺められる、リビングからの景色がが好きだった(ァタシのマンションより高い建物が近くにないから…一軒家ばかりだから。)



今は、物干し棹が空をさえぎり

あの上へ上へと続く広い空が、まるで低い天井のように感じる



4枚ガラスの冊子はァタシの視界をさえぎり

まるで檻のように感じ、囚われの身になった気分になる



一番星の出始める夕暮れの、この時間帯に

よく…この場所にたたずみ

色々な事を想い、考え、泣いた




日の暮れ始めた街に

電灯の灯りがポツリ、ポツリ…ともりはじめる



空は夕暮れから夜へと

徐々に暗くなり

建物を魔法のように消してしまう

電灯の灯りまで星のように夜空に浮かび上がる



ここはァタシが好きだった場所なのに

ここはァタシの好きだった景色なのに

今は、息苦しいよ。。。

窮屈だよ。。。

空が重石のように重いよ。





今夜の夕暮れの空……

ァタシのすごく好きな感じの空だなぁ



どんな風に説明をしたら伝わるんだろう?



スカッと綺麗な空とは違う

うっすら灰色がかった

闇の匂いのする怪しげな藍色の空



なぜかな?

こんな怪しげな空の日は

少しだけホッとします



ァタシの心の闇と入り交じれるからだろうか?



この空は…星も、電灯の灯りもなくなったら

どん表情をみせるんだろう
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