君恋、君想い ①
そう言うとお母さんは鞄からお金を出した。

「あッ!!大吉だ!。」

はッ。と見た。健康も大吉、勉強も大吉。恋愛は…

"新しい出会いの予感"良い事ありそう。

「合格祈願も書いとかないと。」

そう言いながらあれこれ30分が過ぎた。

「帰ろうか?。」

「うん。」

帰って勉強しないと…。

あたしは私立高校へ行くから受験は今月。

もう、時間が無かった。

ドンッ。

痛いッ…。あたしはあまりの振動に転んだ。

『あッ。わりー。大丈夫すか?。』

「あぁ…大丈夫です。すいません…。」

ちょーカッコいいんですけど?。

やばくないですか?モデルみたい!!。

顔は男らしい男の顔で背は…そんな大きくもないけど。

なんかオーラが違う。

「おーい。カズ行くぞ!?。」

『あぁ。じゃッ、ごめん。また。』

男はそう言い友達の所へ行った。

「あれ!?お母さん何処!?。」

ま・迷子になっちゃった…??。

電話しよう。

<<もしもし?。>>

「お母さん!?何処に居る?。」

<<車に居るよ?。何処行ってたのさ?。>>

「ごめん。今行くね?。」
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