闇の中の華
「おいで」


数メートル先の木の陰から覗く猫


灰色で、よく見ると目の色が左右金色と青い瞳。首には赤い首輪をつけているから、この家の猫みたい


「おいで。仲良くなろ」


微笑みながら見つめると、ゆっくりと近づいてきた
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