混帝~神の鎮魂歌~
その時代、8人の闘いのみを求めていた人間がいた。

彼らは戦争と言う戦争に顔を出し、その度人間離れした力で殺戮の限りを尽くし両軍の兵士の死体の山を築き上げた

彼らの噂が囁かれる時点ではもう人間相手では物足りないと感じ始めていた

そして、彼らは禁断の境地に身を投げ入れる。


それはこの世の果て、最も地獄に近く全ての終焉の地の場所である『ディエスイレ』にたどり着きそして、闘いの狂気に取り付かれていた彼らは開けてはならない地獄の門「骸門(ガイモン)」を開門してしまう


人間界に想いを馳せていた地獄の悪魔達は一斉に解き放たれ彼らはひたすら悪魔達相手に闘いを続けた。

しかし、人間離れと言ってもベースは人間なのだ。鍛えた精神力と肉体でもあっても三日三晩の闘いは一年も続き、そして結局彼らの敗北と言う形で幕を閉じた


いや、それだけでは終わらなかった。結果的に骸門は並みの人間では閉める事が出来ず次々と悪魔がディエスイレの外に放たれ混沌を迎えた。

神々はこの事態を大洪水によって静めた。
悪魔や欲深き人間も居なくなり、骸門もゼウスやアテナの力により再び封印された

そして、骸門を開門した8人は後に作られた伝説の都アトランティスに魂を封印され今も海底奥底に眠っていると言う
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