リクエストを基にした・【Kiss】シリーズ 『職業』・1
まあ、それぐらいなら…。

「それがあなたの望みなら…」

「ああ、それがオレの1番の望みだよ」

あんまりに嬉しそうに彼が笑うから、わたしは思わず抱きついた。

「おっおいっ。どうした?」

「んっ…。わたしも嬉しいから、思わず、ね」

わたしが側にいて、美味しそうに彼の作ったお菓子を食べることが彼の望みなら。

「本当にずっといるわよ?」

「ああ、いてくれよ」

「もちろん!」

微笑む彼の顔が近付いてくる。

彼の口付けはとてもあたたかくて、優しい。

そしてとっても甘い♪
< 9 / 9 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

表紙を見る 表紙を閉じる
☆いただいたご意見を基に、書いた【Kiss】シリーズです。 アタシの恋人は、可愛い女の子になる男の娘。 それでも彼はアタシを愛してくれるし、アタシも彼のことが好き。 …でも何で彼は男の娘になるようになったんだろう?
表紙を見る 表紙を閉じる
☆いただいたご意見を基に、書いた【Kiss】シリーズです。 あたしの幼馴染は、いっつも面倒を見てくれる。 甘やかしてもくれる。 けれどそれは二十歳を越えた今でも同じ。 …恋人じゃないのに、この関係はおかしくないだろうか?
表紙を見る 表紙を閉じる
☆いただいたご意見を基に、書いた【Kiss】シリーズです。 旧家の一人娘に生まれた私は、年頃になれば家が決めた相手と結婚しなければならない。 その覚悟は決めていたはずなのに、初顔合わせに相手は現れない。 待ちかねた私は、見合いの場である料亭の庭で、一人の男が倒れているのを見つけるのだが…。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop