YOKOHAMA★BOYS

黒い影

【横浜総合高等学校】


学校では範馬の一年狩りがエスカレートしてきていた。


ザッザッザッザッ


「ヤベェ、範馬だ!!汗"」


「アイツ、G・H・Iの3クラスシメたらしいな…汗"」


ザッザッザッザッ


『テツ…アイツ、結構人数集めてきやがったな。』


『あぁ、俺のクラスの奴等を含めざっと40人は範馬についてるはずだ。』


『でもよ、俺にはアイツが焦ってるように見えるんだよな…』


俺は範馬がただ人数を集めてるようにしか思えなかった。


何かあんのか…


直接聞くしかねぇか…


放課後、俺は範馬をC組に呼び出した。


「何かようかコラァ!!」


『おい、範馬…

お前、何を急いでる。』


ジュッ


俺はタバコに火をつけた。


「あ゙ぁ!?

お前に関係ねぇだろ!!」


『人数集めて何処とやろうとしてる!?』


「ウルセェ!!

俺が何処とやろうが、お前には関係ねぇだろ!!」


『忠告しといてやる。

適当に数集めた所で、結局は即席の仲間だ。

すぐ崩れるぞ。』


「クッ…

黙れ。」


『変な事考えんじゃねぇぞ。』


「…………」


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