YOKOHAMA★BOYS

傷だらけの天使【中編】

須藤梨佳18歳。


俺の二個上、高校三年だ。


あの事件以来、毎日のように連絡をとっている。


むしろ俺の方が、心配で1日1回は連絡をしている。


まだ一緒に歩いてて、大きな音とかすると【ビクッ】っとなるのが伝わってくる。


時間はかかると思うが、俺は彼女がホントに笑える日まで一緒に居るつもりだ。


プルルル…
発信【梨佳】


ガチャッ


『おぉ!!

今日も元気か!?笑"』


「うん。

元気だよ。笑"」


『そっか、んなら良いんだ。笑"』


「修斗君、心配性だね。笑"」


『心配性っつうか…まぁ心配性なんだろうな!!笑"』


「彼女とかにも心配性なの??」


『ん〜、わかんねぇ。

まだ、女と付き合った事ねぇし。笑"』


「そうなんだ。

きっと良い彼氏になるよ。笑"」


『そうかな。汗"

そう言われると、なんか恥ずかしいけど。照"』


「シャイだね。」


『シャイ!!!汗"

止めろよ、変な事言うの!!!汗"

気持ち悪りぃよ!!』


「ごめんごめん。笑"」


『そういやさぁ、梨佳は彼氏居るの??』


「………

フラレちゃった…」


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