地味子の秘密 其の参 VSワガママ姫サマ
どうすれば良いのか……



マリナの時みたいな後悔をしないためにも、公表した方が良いのかも知れない。


「血祭りくらい……覚悟しなきゃいけないのかなぁ…」



陸が居なくなることに比べたら…どうってことないよね…?



「………ちょっと考えてみるね」

「ゆっくり出来る時に、彼に話してみれば?彼なら、杏樹のことを必ず守ってくれるはずだから」



柚莉の言葉に頷いて…話を終わらせた。








そして罰ゲームの時間がやってきた。




放課後の教室。2年D組。



「……なんか、人…多くない?」

「そりゃあ……杏樹のコスプレ大会だもん。男子生徒達は、誰もが楽しみにしてる」

「なんで?……あたしなんかのコスプレ見に来るの??」

「・・・・・。」
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