地味子の秘密 其の参 VSワガママ姫サマ
陸が寝転んでいたのに…いつの間にか、あたしが床に寝転んでいた。


「り…く……っ…」


体がほてり始めた頃…ヒヤッとしたものを感じる。



「………久々……柔らか♪」

「・・・・・(怒)」


背中に回していた手を、バックへと忍ばせる。


「……5限目サボるか!」

「サボりません!!」


バックの中で確かな感触を握り、陸の頭に振り落とした。


バシンッ…!

素晴らしく良い音が部屋中に響く。




「どいて。バカ陸」

「またハリセンかよっ……!」

「毎日持参してますからね?変なことしたら、いくらでも叩きますよ」



ニコッと笑みを浮かべた。




「今日…お持ち帰りしよっかな」



次の手段を考える陸さんなのでした。
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