小野先生とアタシ

でも。

そう思っていたけれど。

なんてことなかった。




先生はほとんど家を空けている。

朝、起きるとアタシよりも先に大学へ行っている。

そして夜も帰ってくるのはたいてい夜中だった。




食事は最初、言っていた通り外食ですませてくるようだったし。

実質ここに住んでいるのはアタシだけ…?
みたいな。


そんな感じ。


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