小野先生とアタシ







頭はそんなにぼんやりとしているのに
カラダはちゃんと動いている。


一旦部屋へ戻ったアタシはダンボールにまとめた荷物を確かめて時計を見る。


まだ時間には早いけれどそっと部屋を出る。



…それから玄関のシューズボックスの棚に鍵を置いて。










先生に気づかれないようにそっとドアを開けた。






< 433 / 452 >

この作品をシェア

pagetop