【完結】気になるあの子は最強娘。
「……佐々木君ってさ」


安藤が口を開いた。




「……え?」


「その黒髪、似合うね」



安藤はそう言うと、フワリと笑った。




「えっ、そ、そうか?」


「うん。カッコいいよ」



安藤はそう言うと、俺の髪の毛に触れた。




ドキッ!!


また、胸がドキッと高鳴った。


黒髪が似合うなんて、初めて言われた気がする……。
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