【完結】気になるあの子は最強娘。

でも……今日で安藤との距離が、ちょっとだけ縮まったような気がした。



「ふう……俺もそろそろ帰るかな」


あんまり遅くまで居ると、隼人たちがうっせーからな。




「しかし安藤の笑顔って、ほんとに可愛いよなあ……」


ケータイの画面に写る安藤を見つめながら呟いた。




この笑顔、誰にも見せたくねーな。


俺にとっては、癒やしそのものだ。