うちゅうじん。[隊長………もんじゃのだし]








スパオオの瀬戸内海侵攻の翌日、再びスパオオによる今度は四国南部侵攻が始まったのである。




昨日を上回る、五百というスパオオが四国南部の海岸線を、南紀白浜に向けて暴れたのである。



そう、予定通りの陽動作戦の第二弾。



しかし四国南部侵攻は易しくはない。



ここには暴れたいミツバチ達が五万というだけいるのであった。




それでも、そこはスパオオ。

少しづつ数を減らしながらも、南紀白浜へと向かってしまうのであった。




そんなスパオオも、予定通りに南紀白浜を目前にして、撤退してゆく。



伝令により、再びスパオオの侵攻を知った南紀白浜ミツバチ連合が、文字通り五万というミツバチを、海峡に送り出したのである。


その上逃げ出したスパオオも、九州を目前に全滅してゆく。
スパオオの、瀬戸内海侵攻の情報を受けた各地からの応援部隊が、四国南部侵攻の情報で、そのまま四国南部へ流れ込んだからであった。









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