うちゅうじん。[隊長………もんじゃのだし]







たこ焼きだの、お好み焼きだのと隊長は笑っていたが、その目は決して笑っていなかった。



非常事態である。
彼はそう直感的に思った。






南紀白浜から、大阪、さらに京都へ。


うちゅうじん。としての、隊長の飛行能力は素晴らしい。


訓練と母星からのパワーストーン、さらにカエル星人の体内での強化で、地球の重力にも負けることはない。



あっという間に鳥取に………………







って………

なぜ京都駅前にいるかな~!?
そして、うどんのスープをすすっているかな~!?
状況がわかっているのかなぁ?
人が一生懸命、君の凄さを説明してるのに………。





いつも、マイペースで勝手な男である。




「関西のうどんは出汁の使い方が上品だな。こだわりとプライドを感じるものだな。うん。」




違いのわかる男 隊長





ええ~と………
この場合、誉めていいのか悪いのか………











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