【完】絶対引力


家に向かっている途中、どこからか聞こえる声。

良く聞いてみると若い声で、何か揉めている様子。


気になってその声のする方を探していると、案外近い場所で人気のないところに2人の男女がいた。


そういうのを除く趣味はないため戻ろうとした時聞こえた言葉。


「伊織が悪いんだよっ!?」

女の子が発した言葉に含まれていた一つの単語。

"伊織"

えっ?と思いもう一度振り向く。

その一瞬の判断が間違えだった。

見なければ良かった、そう後悔した。







< 66 / 107 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop