【完】絶対引力
「何…?」
「い、いや…っくく…なんでもない…。」
何でもなくないだろ。
笑ってんじゃん。
ま、いいや。
それより、
「小夜、知らない?」
俺がそう聞くと涼が答えた。
「ここの近くで待ってるって行ってたんだけど…。」
やっぱり…。
小夜を傷つけた。会って早々に。
「実はさ、小夜見たんだけど…。最悪なことになった。」
「はっ?何が。」
すっごい剣幕で涼に言い責められる。
怖ぇ…。
殴られるのを承知で全部話すことにした。
-SIDE Iori-end