~愛してくれた一人の不良~
連絡
私はつくづく変な過去を持ったなぁと思う
今思えばあまり気にならない光景だ
今は一人暮らしだし
あんな事やっている人達はこの世界に腐るほどいる
あぁーキモチガワルイ…
そんな事を考えていると
ブーッ ブーッ ブーッ
マナーモードにしていたケータイが鳴った
「誰からだろ?」
[着信:夜さん]
何て事だ…
内心"もう連絡何て来ないよねぇ"とか思ってたのに…
来たぁぁ!
「え、どうしよ…」
と、とりあえず出よう
いゃ、居留守でも使うか?
いや、良心が痛む…
出よう
ピッ
「はい、もしもし…」
<藍李?>
「はい」
<よかった…中々出ないから居ねぇのかと思った>
ヤバイ、何て言おう…
「ごめんなさい…ちょっと朝ごはん作ってて…」
<あぁ、朝からワリィな>
「いえ全然大丈夫です」
<そうかじゃ、今日学校終わったら時間あるか?>
まぁ特に用事は無いからねぇ
「はい」
<んじゃ学校終わったら星空公園に居てくれないか?>
「分かりました」
<ん、それじゃ>
プツッ
あ、切れた…