~愛してくれた一人の不良~


扉の向こうは…




それはそれは私にはとても怖く感じました




周りには頭が、カラフルな人やツンツンしてる人がいっぱいいた





「夜さ…こ、怖…ツンツン…いっぱ…いっぱい…い、る」



藍李はあまりの怖さで上手くしゃべれなかった




「だぁいじょうぶだって! 顔とか外見あんなだけと皆良い奴ばっかだぜ?」




それでも怖いものは怖いのである




「ほら、行くぞ」



夜はそう言うとスタスタ歩いて先に行ってしまった




「あ、待って…」


こんな所で一人にしないでほしい藍李だった



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