扉の向こう
私たちは、桜の木の下を掘り始めた。





この下に



莉亜との思い出が



あるんだね。





「おいっ!!これじゃないか?」



棗の手の中にあったのは、


ミッキーの絵がのっている
小さな箱だった。
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